スタッフブログ

開幕②

2005年06月12日

今日は大学リーグのジャッジに関しての取り組み方についてです。

昨日無事ではないですが開幕した大学リーグ。
昨年とはジャッジの基準を変えていってます。

とってもイベント向きでありません。

要するに激しいボディーコンタクトもファールを取りません。
というか、ファールではありません。といったスタンスです。

取らないと言うと取れないと思われるかもしれないので、ファールではありませんとしておきます。

文章では説明できないですね・・・
眼の話ですからね・・・

私が審判で一番気をつけているのは、ファールの線引きです。
同じ当たりでも、初心者ならファールですが、上級者ならファールではないといった事も多々あります。
そしてここからがファールでここからがファールではないと示す事がとても大事にしていることです。
そして線を引くために説明も絶対出来るようにしています。

後はそこの線を選手が感じてくれるかどうかだと思います。

感じてくれるまで線を示す必要も勿論あります。
だから説明できるようにしています。

大学リーグに参加しているチームは競技思考のチームと理解しています。ですので当たりに弱くてはお話になりません。
ホントのプレスの中でプレーできる選手になって欲しいです。

だからちょっと押されたり、掴まれたりくらいで文句いうのは、恥ずかしいと思って欲しいです。
むしろ「そんな押しじゃ俺は倒れないしもっと押さなきゃ俺からはボールとれないよ。」くらいの気持ちでいて欲しいです。
押されてしまったり掴まれてしまう弱さを克服して欲しいです。

残念ながらまだまだすぐ倒れてしまうし、文句が多い選手が多いですが、ホントに強く上手くなりたいなら、厳しい事がスタンダードだと感じて欲しいし自分のひ弱さを恨んで欲しいし、人のせいにしないで欲しいです。

あくまで自分の非力さや選手としても未成熟度を理解して欲しいです。

そういった願いを込めて私は大学リーグではファールの基準をよりサッカーに近い基準にしています。

ただ勘違いして欲しくないのは、汚いものはすぐとります。
厳しく激しいのとは取り違いないで欲しいです。





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